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いきなりだが、最近になって俺は、佐伯に惚れていると気がついてしまった...。
どちらかと言うと、気がつきたくなんてなかった。
俺は男だし、佐伯だって男だ。 世間で言うホモだ。
まさか、俺が?...と思った。
その前に、何で佐伯なんだとも考えた。
だが、よくよく考えると、佐伯は俺のツボを突く要素を大量に持っていることが分かった。
...まず、肌が白い。
俺もあまり野外で仕事はしないし、休日は自室で過ごすことが多いから、どちらかと言うと肌は白いが、佐伯はそれ以上だ。
それと、身体が細い。
これはぱっと見で分かるんだが本多と比べると、さらによく分かると思う。
本多は筋肉バカだが、佐伯も本多と同じようにトレーニングをしているが、元々筋肉がつきにくいのか凄くいい感じについていて、そこがまた細く見せる。
この二つは、バレーの練習をしている時に分かることだ。
真剣に、ボールを見ている佐伯の瞳もかなりのツボだ。
だが、やはり一番は佐伯の照れたような笑顔なんじゃないかと思う。
佐伯は、絶対に褒められなれていない。
これはまた、バレーの話になるが俺達がこぼしたボールを拾い、そしてそのままチームに得点が入った時、本多を筆頭に、佐伯を褒め称えることが、しばしある。
「またお前に助けられたなぁ!!」
「あぁ。ナイスだ、佐伯」
そう言うと、佐伯は急に顔を少し伏せて、照れているのを隠しながら、
「みんなの役に立てたなら、オレ嬉しい...、よ(笑)」
言い終わると同時に、伏せていた目だけをあげる。
その時の佐伯に、心臓が煩いくらい高鳴る。
...気が弱くて、時折情けないと思うことだってある。
だが、強く立ち向かって行くときの、あの強い表情。
そして、何よりも...。
「松浦、痛い...?」
「いや、大したことはない」
俺がボールを受け間違えて、かなり酷い突き指をした時だった。
「痛かったらちゃんと言えよ?」
そう言って、慎重に木の棒を軸に、俺の指にそっと包帯を巻いていく佐伯。
「...っと、できた」
あれは少し面白かった。
包帯の最後の結び目が、器用に蝶々結びにしてあった。
「...悪い、佐伯」
「オレは、これくらいしかできないから(笑)」
笑ってはいた。
だが...、どこか寂しそうでもあった。
「どうか、したのか?」
「ぅん?...いや、その...、さ」
そして佐伯は、包帯の巻かれた指をそっと撫でた。
「オレはさ、真剣に、ボールを打つお前の姿が結構好きなんだ」
「...」
「だから、早く治らないかなぁって、思ってさ...(笑)」
自然に微笑んだ佐伯から、しばらく目が離せなかった。
きっと、それがなければ俺は、この気持ちに気がついていなかっただろうと思う。
だが、俺もかなり面倒になりそうな恋をしたものだなぁと思う。 MGNの第一室部長御堂孝典、キクチ・マーケティング勤務の親友本多憲二、課長の片桐稔、ミュージシャンの五十嵐太一、眼鏡をかけたもう一人の佐伯克哉、そして変質者の黒づくめの男...。
その他と、佐伯のことを思っているやつが、こんなにもいるのだからな。
だが、負けてやるきもない。
「松浦って、結構負けず嫌い?」
そうだ。
俺は...、
「超がつくほど、バレーも恋も、負けず嫌いだからな...(笑)」
そして、今日もバレーの練習に励みながら、恋をする。
ついにサブキャラの松浦と克哉の松浦×克哉の小説が
完成しました!!
松浦に目覚めたのは、確か眼鏡非装着版ⅡのドラマCDだったと
思います。
絶対、本多とライバルになること間違いなし...!!
と、ただの妄想でしたwww
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自分なりにはがんばっていますので、どうか応援してください。
...それと、何かノマ克哉でリクエスト等があれば、
精神誠意(ボールペン以外で)描きますので、
「こんなのが見たい」
「これがこのブログには足りない」
「というか、R-18描けよ」
等、ありましたら、コメント欄にお願いします。
...あ、もちろんボールペンの方がお好みでしたら、
そっちで描きますのでよろしくお願いしますwww